妊娠34週の時、胎児が週数よりかなり大きいことから、母体の妊娠糖尿病を疑われ、ブドウ糖負荷試験という検査を受けました。
この記事では私が体験したことを元に、ブドウ糖負荷試験とはどのようなことを行うのか、流れや感じたことについて書いています。
検査のきっかけ
週数が経つにつれ、「赤ちゃんが少し大きめだね」と言われていました。
そんな中、妊娠34週の時点で2600gを超えており、「さすがに大き過ぎる」と先生びっくり!
巨大児の懸念があり、母体の糖尿病(妊娠糖尿病)を疑われたことがきっかけで、詳しい糖尿病の検査を受けることになりました(産院で空腹時血糖を測った時は問題ありませんでした)。
糖分を取りすぎると胎児にどんどん送られてしまい、胎児が大きくなりすぎてしまうのだそうです。
果物は結構糖分が多いとのことで、糖分を控えるよう言われました。
たしかにその検診の前、果物をよく食べていた記憶はあります…でも正直ショックでした…まさか糖尿病を疑われるとは思っていなかったので。
検査結果が分かるまで怖かったです…
妊娠糖尿病について
妊娠糖尿病とは、妊娠中にはじめて発見された糖代謝異常です。
妊娠糖尿病になると、なにが起こるのでしょうか…
・お母さん
妊娠高血圧症候群、羊水量の異常、肩甲難産、網膜症・腎症およびそれらの悪化・赤ちゃん
流産、形態異常、巨大児、心臓の肥大、低血糖、多血症、電解質異常、黄疸、胎児死亡など
母体にとっても赤ちゃんにとっても、とにかくリスクしかありません。
妊娠糖尿病がとても怖いものであることがわかります…
ブドウ糖負荷試験の流れ
前日から検査前までの過ごし方
夜九時以降絶食。
お茶や水は摂ってもOKでした。
検査当日(約2時間)
問診
産婦人科で処方されていた便秘薬と皮膚科で処方されていた痒み止めの薬を前日に飲んでいたので、そのことを先生に話しました。
影響はないとのことでした。
薬のことが頭になくて、食後や夜10時以降に飲んでしまったので、後から気付いて検査に影響がないか不安でした。
薬によっては影響があるかもしれないので、もし飲んでいる薬があれば、前もって確認しておいた方が安心だと思います。
1回目の検尿と採血
まずは空腹の状態で検尿と採血(右腕)を行いました。
その後、ブドウ糖液というソーダのような甘い炭酸水を飲みました。
味的には飲みやすかったです。
飲んだ後は満腹感でいっぱいになり、おなかがずっしりと重い感覚はありましたが、気分が悪くなることはありませんでした。
30分後…2回目の検尿と採血
ブドウ糖液を飲んでから30分後に、2回目の検尿と採血(左腕)を行いました。
採血量は1回目より少なかったです。
1時間後…3回目の検尿と採血
ブドウ糖液を飲んでから1時間後、3回目の検尿と採血(右腕)を行いました。
2時間後…4回目の検尿と採血
ブドウ糖液を飲んでから2時間後、4回目の検尿と採血(左腕)を行い、検査終了。
4回の採血を行ったので、両腕とも2回ずつ針を刺されたことになります。
診断結果
検尿の結果
どれもマイナスで、尿糖は出ていませんでした。
血液検査の結果
全て140以下、基準値以下であり、糖尿病の可能性はないとの結果でした!
とりあえず一安心。
ただコレステロール値が高いので、できれば一年以内に検査した方がいいと言われました…
検査費用
初診かつ3割負担で、4000円から少しおつりがくるくらいでした。
今後気をつけたいこと
- 果物の摂りすぎに注意
- 野菜を多く摂る
- 一度に甘いものをたくさん食べない
- 適度に動く
幸い妊娠糖尿病ではありませんでしたが、ついつい甘いものやごはんを食べ過ぎてしまうことが多々あったので、そこは見直さなければいけないなと思いました。
コレステロール値も高いと言われたし…
まとめ
今回は、ブドウ糖負荷試験についての体験談を書きました。
赤ちゃんが週数より大きかったですが、妊娠糖尿病の影響ではなかったことがわかり、ホッと胸をなでおろしました。
少しでも参考になれば幸いです。
検査時間が長いため、暇つぶしできるものを持っていくことをおすすめします。