【妊娠後期】お腹から全身に広がった痒みと発疹…2人目妊娠中に私が経験した妊娠性痒疹の症状と対処法

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妊娠9ヶ月くらいから出産するまで1ヶ月以上…全身の痒みに悩まされました…
最初はお腹の痒みだけでしたが、だんだんと全身に広がったのです。

2人目妊娠にして初めてのトラブルでした。

保湿をしてもなかなか治らないし、痒みで夜も眠れなくなるくらいだったので、皮膚科で診てもらったところ『妊娠性痒疹』であることが判明。

この記事では、

  • 痒みの原因となった『妊娠性痒疹』のこと
  • 私がどのような症状を発症していたか
  • 産婦人科と皮膚科どちらで診てもらうべきか
  • 痒くなった時の対処法

について書いています。

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妊娠中に起きたおなかの痒みの原因

私の場合、『妊娠性痒疹』になっていたことが原因でした。

妊娠性痒疹とは、妊娠中に皮膚の痒みや赤く腫れ上がったような発疹などが症状として現れる疾患です。

経産婦さんに多いそうです。

妊娠性痒疹の痒みはいつ治まるのか

皮膚科の先生からは、妊娠性のものであるため、出産するまで続くだろうと言われました。

痒みのピークは妊娠9ヶ月から10ヶ月の間でした。臨月に入る頃には少し痒みが落ち着き、産後は本当に痒みがなくなりました…!

次の項目で詳しい経過記録を書いています。

私の症状の経過記録

きっかけは、妊娠後期におなかが痒くなり始めたこと

最初はおなかが大きくなって皮膚が伸びてきたことと乾燥が原因かなぁと思い、今まで以上に保湿をしていました。

ですが、痒みはひどくなり、いつのまにかおなかには赤いプツプツが…
掻いても掻いても痒くて、掻いているうちに赤いプツプツが盛り上がって、腫れたような湿疹になっていました。

鏡で下腹を見た時はあまりのひどさに絶句しました…

妊娠9ヶ月…痒みと発疹はおなかから全身へ

最初はおなかの痒みと赤いプツプツだけだったのが、いつのまにか手足や胸、背中などほぼ全身にが広がってしまいました。
手足なんかは、搔きむしって赤いプツプツから血が出てしまうこともありました…

外に出ている時は少し気が紛れるのか痒みはあまり感じないことが多かったですが、家にいる時、特に寝る前なんかは痒みで眠れなくなるほどでした…

たかが痒み、されど痒み…痒みが続くことがこんなにツライものだったなんて…
まさか妊娠後期にもなってこんなトラブルにあうとは思ってもみませんでした。

妊娠10ヶ月…薬を塗り始めて1週間が過ぎた頃

炎症が少し引いてきたのか、痒みのピークは過ぎたように感じました。
痒い時は痒いですが…

皮膚の状態はというと…見ると悲しくなるくらい黒ずんでいました…
下腹の赤く盛り上がっていた部分は、平たくなり治まってきたようでしたが、肌の色が赤黒くなり、全体的に黒ずんでザラザラになってしまったり…

痒みのあった胸の部分や手足、背中も一部黒ずんでおり、白っぽく乾燥していたり、傷になっていたりするところもありました…

臨月に入ってから

皮膚の黒ずみは、炎症が強かったため色素沈着してしまったようです。
薄くなるのには半年以上かかると言われました…

痒みと炎症を抑える塗り薬を引き続き塗り、痒み止め用の飲み薬は出産するまで飲むことになりました。
また、色素沈着の治療薬としてビタミン剤をもらいました。

この頃の痒みは、服の刺激とかでチクチクする痒みがありました。
前よりはマシになったものの、一度痒くなると至るところが痒くなるのはあまり変わりませんでした…

産後

産後すぐに痒みはなくなりました!!

やはり妊娠によって引き起こされていたみたいです。妊娠による影響って不思議ですね…

産後はどうなるだろうと不安でしたが、痒みがなくなって安心しました。

ただ、掻きむしった後はまだまだ消えなさそうです。

幸い、皮膚の黒ずみは少しずつ薄くなり、一年以上たった現在は元の肌色に戻りました。

産婦人科と皮膚科どちらを受診する?

結論から言うと、やはり専門である皮膚科を受診した方がいいかと思います。

私の場合、最初に産婦人科で相談しましたが、結局は皮膚科での受診を勧められたので、最初から専門の皮膚科へ行くべきだったなと思ったからです。

始めに産婦人科で検診ついでに相談しました。

その時は『妊娠性痒疹』とは言われず、保湿剤と痒み止めを処方してもらいました。
2週間それらの薬で様子を見たものの改善されず…次の検診の時産婦人科の先生から皮膚科へ行くよう言われました。

そして、検診終わりにそのまま皮膚科を受診。
そこで言われたのが『妊娠性痒疹』でした。

念の為、菌の検査もしてもらいましたが陰性でした。

原因が妊娠によるものなので、出産するまでは治まらないかなぁ…と苦笑い気味で言われてしまいました。
私も『出産までこの状態が続くのか…』と苦笑い。

妊娠によるものとは言えど、少しでも痒みや炎症を抑えるため、痒み止めの飲み薬や炎症を抑える塗り薬を処方してもらいました。
妊婦に影響の少ないもので、妊娠後期であれば影響はほとんどないとのことでした。

痒くなった時の対処法とかゆみ対策

痒み止めや炎症を抑える塗り薬を使っているものの…痒い時は痒い!!
これはやはり原因が妊娠性のものであるが故なのでしょうか…

処方された薬を使う以外の対処法をまとめてみました。

痒くなった時の対処法

痒いところを冷やす

冷やすと痒みが和らぎます。

妊娠中にお腹を冷やすのはあまり良くないとは思いつつも、痒くてたまらない時はタオルで包んだ保冷剤をお腹に当ててしのぎました。

痒み対策

乾燥や皮膚への刺激によって引き起こされる痒みそのものを少しでも抑えるためにできることをまとめてみました。

保湿をしっかり

お風呂上がりなどには、たっぷり保湿剤を塗りましょう。

タオルで押さえるように拭き、少し水気が残っているくらいの状態で塗るといいそうです。

綿素材の下着を着る

綿素材は化学繊維より肌への刺激が少ないそうです。

足の付け根の部分も痒くなっていたので、下着類は綿素材のものに変えました。
また、下着のゴム部分が肌にあたることによる刺激を少しでも減らすため、肌着を下着の中にインしておくことを皮膚科の先生に勧められました。

身体を洗う時は、ナイロンタオルやスポンジを使わず手やガーゼで優しく洗う

ナイロンタオルで身体をゴシゴシ洗ってしまうと、皮膚に刺激を与え、皮膚の水分を保つ働きをしている皮脂膜までも剥がしてしまうのだそうです。

また、お腹の皮膚への刺激を少しでも抑えたくて、今は息子用のベビーソープを使っています。

熱いお湯に長く浸からない

皮膚の保湿成分が奪われるのを防ぐため、お風呂の温度は38~40度を目安にし、長く浸からないようにします。

身体をタオルでゴシゴシ拭かない

薬を処方された時に先生からも言われたことですが、タオルで押さえるようにして拭くと皮膚への刺激が少ないそうです。

湿度を50〜60%に

皮膚の乾燥は痒みを引き起こす大きな原因でもあります。

そのため、お部屋の湿度を50~60%に保つと良いそうです。

まとめ

妊娠中、しかも後期になってからまさか痒みでこんなに悩まされるとは思いませんでした。

次々と違う場合が痒くなったり、激しい痒みに襲われたり…そんな状態が続いたせいで皮膚は赤く腫れ上がったようになり、しまいには色素沈着して黒ずんでしまいました。

妊娠中のトラブルって本当にいろいろなものがあるのですね…

『ちょっと痒いな』と思った時にすぐに皮膚科で相談してみたらよかったと思いました。

もしなにかトラブルの兆しがあったら、ひどくなる前に専門医に相談することをおすすめします。

妊娠中の痒みで悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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Yumi

2人の子育てをしながら推し活を楽しむ日々を過ごしています♪
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